お風呂リフォームで快適なユニットバスへ！費用・メリット・デメリット解説

お風呂リフォーム ユニットバス交換の費用と相場

＊ユニットバスの種類と価格帯
ユニットバスには、さまざまな種類と価格帯があります。
大きく分けると、FRP（繊維強化プラスチック）、人造大理石、ホーローといった浴槽素材の違いや、メーカー、サイズ、機能によって価格が変わってきます。
一般的に、FRP浴槽は最も安価で、人造大理石やホーローは高価になります。
サイズは、0.75坪（1216サイズ）、1坪（1616サイズ）、1.25坪（1620サイズ）などがあり、サイズが大きくなるほど費用は高くなります。
また、浴室乾燥機や自動洗浄機能などのオプションを追加すると、さらに費用が上昇します。
0.75坪タイプのユニットバスのリフォーム費用相場は、約100万円～150万円、1坪タイプは約120万円～170万円、1.25坪タイプは約130万円～200万円程度とされています。
これは既存浴室がユニットバスの場合の目安で、在来工法の場合は解体費用などが加算されるため、さらに高額になります。

＊リフォームにかかる費用内訳
リフォーム費用は、ユニットバス本体の価格だけでなく、解体費用、工事費用、諸経費などから構成されます。
解体費用は既存浴室の種類によって大きく異なり、ユニットバスの場合は比較的安価ですが、在来工法の場合は高額になります。
工事費用には、ユニットバスの設置、配管工事、電気工事などが含まれます。
諸経費には、現場管理費や設計費などが含まれます。
これらの費用を合計し、消費税を加えたものが最終的なリフォーム費用となります。
各費用項目の割合は、リフォームの内容や規模によって大きく変動します。

＊費用を抑えるためのポイント
リフォーム費用を抑えるためには、いくつかのポイントがあります。
まず、ユニットバス本体のグレードを下げることで費用を削減できます。
機能を絞り込んだシンプルなモデルを選ぶことで、価格を抑えることができます。
また、オプションは本当に必要なものだけを選択することが重要です。
さらに、リフォーム会社を複数社に比較見積もりを依頼することで、価格交渉や最適なプランの選択が可能です。
既存浴室がユニットバスであれば、解体費用を抑えることができます。

お風呂リフォーム ユニットバス交換のメリット・デメリットと注意点

＊ユニットバスのメリット
ユニットバスのメリットは、掃除のしやすさ、優れた気密性による保温性、バリアフリー設計による使いやすさ、そして短い工期です。
一体型の構造のため、目地や継ぎ目が少なく、汚れが溜まりにくいのが特徴です。
気密性が高いので、冬場でもお湯が冷めにくく、省エネルギーにも繋がります。
また、段差が少ない設計や滑りにくい床材など、高齢者や子供にも優しい設計がされています。
さらに、工場生産されたユニットを組み立てるため、工期が短く済みます。

＊ユニットバスのデメリット
ユニットバスのデメリットとしては、規格サイズに制限があること、設備の後付けが難しいこと、規格外の設備に対応できないことなどが挙げられます。
設置スペースに合う規格サイズでなければ、リフォームができません。
また、リフォーム後に新しい設備を追加したい場合、大掛かりな工事が必要になる可能性があります。
特殊な形状の浴槽などは選べません。

＊リフォーム前の確認事項
リフォーム前に、現在の浴室の状況をしっかりと確認することが重要です。
浴室のサイズや配管状況、天井の高さなどを正確に把握し、リフォームプランに反映させる必要があります。
また、予算や希望する機能、デザインなどを明確にしておくことで、スムーズなリフォームを進めることができます。
既存浴室がユニットバスか在来工法かも確認が必要です。

＊リフォーム後の注意点
リフォーム後は、定期的な清掃やメンテナンスを行うことで、浴室の寿命を延ばすことができます。
特に、目地部分の汚れやカビの発生には注意が必要です。
また、使用上の注意をよく読んで、適切な使用方法を心がけましょう。
異常を感じた場合は、すぐに専門業者に相談することが大切です。

この記事では、お風呂リフォーム、特にユニットバス交換について、費用、メリット・デメリット、選び方、リフォームの流れなどを解説しました。
リフォーム費用は、ユニットバスの種類、サイズ、オプション、既存浴室の種類によって大きく変動します。
ユニットバスは掃除がしやすい、保温性が高い、バリアフリー設計など、多くのメリットがありますが、規格サイズに制限があるなど、デメリットも存在します。
リフォームを検討する際には、これらの点を考慮し、ご自身の状況に最適なプランを選択することが重要です。
快適で安全な浴室空間を実現するために、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。