バリアフリーキッチンとは?使いやすいキッチンにするには高さが重要です!

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同じ家でも長く住んでいると、住み心地が変わってきますよね。

例えば、使い慣れているキッチンに「ここが不便」と感じることはありませんか。

そう感じたらリフォームを検討するタイミングかもしれません。

この記事では、バリアフリーキッチンについて紹介するため、リフォームを検討する方はぜひ参考にしてみてください。

バリアフリーキッチンとは、どのようなものでしょうか。

言葉からも少しイメージできる通り、座ったままあらゆる動作ができるキッチンのことを指します。

キッチンで料理をするときは、移動したりしゃがみこんだりする必要がありますよね。

足が不自由であると、一般的なキッチンは使いにくいかもしれません。

そのような方には、バリアフリーキッチンを導入することをおすすめします。

車椅子を利用している方も、十分使いやすいキッチンになるでしょう。

□使いやすいキッチンにするには高さが重要です!

車椅子を利用している方も使いやすいキッチンにするには、いくつかのコツがあります。

ここでは、そのコツを4つご紹介します。

1つ目は、あらゆるスイッチの高さを変えることです。

車椅子に座っている分、高いところは届きにくいですよね。

スイッチを押すために、車椅子から何度も立ち上がるのには危険が伴います。

そのため、換気扇・戸棚・浴室の給湯器パネルなどのスイッチは、座ったままでも届く高さにまとめて設置しておくと良いでしょう。

2つ目は、キッチンカウンターの高さを変えることです。

座って作業する方は70~80cmの高さが、立って作業する方は80~95cmの高さが必要です。

キッチンカウンターの高さを変えられるようにすると、座っている(立っている)方も、身長の低い(高い)方も使いやすくなるでしょう。

また、ミニキッチンを別に設けて、それぞれが使いやすい高さのキッチンを使うのも良いでしょう。

3つ目は、キッチンカウンターの下をすっきりさせることです。

車椅子に座っていると、キッチンを使う際に膝が当たって、作業しにくいですよね。

そのため、収納スペースや排水パイプの配置を工夫して、膝が入る空間を作りましょう。

4つ目は、シンクの深さを変えることです。

排水口に手が届くように、浅めのシンクにしておきましょう。

コツの3つ目にもつながりますが、浅めにすることでシンクの裏側に膝が当たらずに済むでしょう。

また、車椅子に座っていると蛇口に手が届きにくいため、センサー式水栓を手前に付けるのもおすすめです。

□まとめ

今回は、バリアフリーキッチンについてご紹介しました。

車椅子を利用する方が使いやすいキッチンにするためのコツは、高さです。

高さに工夫を凝らし、車椅子に座っている方もそうでない方も、皆が使いやすいキッチンを目指しましょう。

キッチンのリフォームをご検討中の方は、ぜひ当社までお問合せください。

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