部屋を風呂にリフォームする方法とプランニングについてご紹介します!

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「部屋を風呂にリフォーム」と聞くと、イメージが少し沸きづらいかもしれませんが、簡単に言ってしまえば、風呂場の増築のことを指します。

今回は、住宅に風呂場を増築する方法と、その際のプランニングの考え方についてご紹介します。

浴室を増設する方法には、以下の2つの種類があります。

・在来工法

・ユニットバス

*在来工法

在来工法とは、部屋の下地に防水加工を施し、その上からタイルを貼っていく、昔ながらのお風呂場です。

近年では若干人気が落ちてきているものの、やはり根強いファンが一定数存在することも事実です。

慣れ親しんだスタイルの浴室を好む方は、検討してみると良いでしょう。

*ユニットバス

ユニットバスとは、工場の時点で浴室を作り現場で組み立てる、現代的なお風呂場です。

既に馴染みのある方も多いかとは思いますが、追い炊き機能や浴室乾燥機能など、様々な便利機能を複合できる点も魅力で、浴室の機能性を追い求める方にはおすすめです。

□風呂増築に関するプランニングについてご紹介します!

風呂増築のプランニングでは、特に以下の要素が非常に大切です。

・設計とデザイン

・機能性

・排水や換気

まず、特に大切にしたいのが設計やデザインについてです。

風呂場は、リラックスすることが目的の空間であるため、広さやレイアウト、素材などが非常に重要なポイントであると言えます。

風呂場の広さに関しては、ゆっくりと湯船に浸かれるような安心できる広さにするために、現状の風呂場の広さからどのくらい広げるのかを確認する必要があります。

加えて、レイアウトやデザイン、風呂場の素材なども重点的に選んでいくと良いでしょう。

また、機能性も非常に重要な要素の1つです。

お風呂の大きさや洗い場のスペース、風呂の形状から排水溝の位置まで、細かい点まで注意しましょう。

使いやすく、過ごしやすい風呂場にするために、予算でできる限りの機能的な設備を設けることをおすすめします。

最後に忘れてはならないのが、排水と換気です。

排水について、風呂場では大量の湯気や水蒸気が発生するため、排水溝や排水口が詰まりやすくなります。

そのことを考慮しながら、排水溝や排水口の形状や設置場所を検討していかなくてはなりません。

そして、換気について、風呂場は湿度が高く、放置していると簡単にカビや結露が発生してしまいます。

そのため、換気扇は確実に設置しなくてはなりませんが、その設置場所や風量、音の大きさなどはよく考えておきましょう。

□まとめ

今回は、風呂場のリフォームのプランニング例を中心に、リフォームする方法と合わせてご紹介しました。

風呂場の増築は、決して簡単な工事ではないため、失敗しないためにも、できるだけ多くの検討事項を確定させてから工事に望みましょう。

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