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キッチンの配管工事とリフォームの注意点をご紹介します!

2023.09.02

キッチンには、作業を行う上で絶対に欠かせない配管がいくつも繋がれており、事故を防ぐためには確実なメンテナンスが必要です。
今回は、そもそも配管工事とは何なのか、キッチンにはどのような配管が繋がれているのかなど、キッチン周りの配管工事についてご紹介します。

□キッチンの配管工事とは?

配管工事は、キッチンに限らず様々な場面で行われる工事の1つです。
配管工事は、冷暖房や空気調和、給排水、衛生などのための設備、および水、油、ガス、水蒸気などを送配するための設備を設置する工事のことであり、住宅に加え、飲食店のような店舗においても大切な工事です。
キッチンの配管工事としては、主に以下のような工事が存在します。
・給水管、給湯管、排水管
・ガス管
・排気ダクト
給水管、給湯管、排水管の3つの配管は、キッチンの水道の配管です。
基本的な耐用年数は、素材にもよりますが15~25年程度が目安です。
ガス管は、その名の通りガスコンロやグリルなどにガスを供給するための管を指します。
キッチンのガス設備が20年以上経過している場合は改修工事が必要な時期だと判断してよいでしょう。
また、キッチンでは換気扇やレンジフードからの排気を行うために、排気ダクトの配管が必要になります。
住宅火災の原因の第1位であるコンロによる火災を防ぐためにも、規制にのっとった配管工事が必要な部分です。

□キッチンのリフォームの注意点をご紹介!

*キッチンを利用する人数
まず意識しておきたいのは、キッチンを利用する人数です。
料理をする際に、常に1人なのか、複数人で利用する可能性があるのかによって必要な設備や広さが変わってきます。
複数人で使用する場合は、できるだけ広めに通路を確保したり、動線を確実に保ったりできると移動がしやすくなります。
また、利用する可能性がある人の身長差を考慮して調理台やカウンターの高さを決めておくと、作業がしやすいためおすすめです。
*家具や家電のサイズ
同時に、家具や家電のサイズについても注意する必要があります。
リフォームのタイミングで家電を買い替えるのか、今の家電をそのまま使用するのかに関しては事前に決めておき、それに合わせた設計を行いましょう。
その際、忘れてしまいがちなゴミ箱についてもイメージしておけると、より使いやすいキッチンができあがります。

□まとめ

今回は、キッチンの配管工事の種類や必要な理由に加え、キッチンリフォームの注意点や考えるべきことをご紹介しました。
キッチンは確実にメンテナンスを行うことで、家族の交流の場や趣味の場としても利用できます。
事故が起こらないように適宜配管工事を行うと同時に、使いやすいようにリフォームするという選択肢も持っておくと良いでしょう。