リフォームでドアはどうする?吊り戸と開き戸の選び方とその魅力をご紹介!
2023.11.14
リフォームや新築を計画中の方で、ドア選びに頭を悩ませている方もいらっしゃるでしょう。 特に、吊り戸と開き戸の選び方は、一見単純に見えて意外と奥が深いものです。 この記事では、吊り戸と開き戸の特性を解説し、吊り戸の中でも特に「上吊り引き戸」について紹介させていただきます。 リフォームや新築の計画を具体的に、そして確信を持って進めるための参考にしてください。
□吊り戸と開き戸について
まず、吊り戸と開き戸のそれぞれの特徴をご紹介します。 *開き戸について 開き戸は、扉を手前に引いたり、向こう側に押したりして開閉するタイプです。 特に、片開きタイプは最も一般的で、一枚の扉が主流です。 しかし、親子タイプと呼ばれるものもあり、これは大きな開口部に大小2枚の扉を設置する形式です。 日常的には大きいほうの扉だけを開閉し、大きな家具などを運び入れる際には両扉を開けられます。 *吊り戸について 吊り戸は、開口部の上部にレールを設置し、扉を水平方向にスライドさせて開閉します。 片引きタイプ、引分けタイプ、引違いタイプなどのバリエーションがあり、それぞれに特有のメリットとデメリットが存在します。 たとえば、片引きタイプは壁面に余裕がない場所におすすめです。 引分けタイプは開口部を広く取れますが、左右両側に扉の引き込みスペースが必要です。
□リフォームでの上吊り引き戸のメリットと実用性
ドアは、扉の開き方でも分類できます。 ドアの中でも左右に扉が開閉するドアを「引き戸」と呼びます。 上吊り引き戸は、吊り戸であり、扉の開き方が引き戸であるドアを指します。 上吊り引き戸の最大の特長は、開閉にスペースが不要であることです。 開き戸は部屋の外側や内側に扉を大きく動かす必要がありますが、上吊り引き戸はそのようなスペースが不要です。 これにより、車椅子での出入りも容易になります。 また、通常の引き戸は上下にレールがありますが、上吊り引き戸は下側にレールがありません。 これにより、段差が生まれず、ゴミや埃が溜まりにくくなります。 そして、摩耗の心配も少なく、長期間の使用にも耐えうる構造です。 さらに、下側に隙間があることで通気性が良く、湿気が溜まりにくいため、室内の環境を快適に保てます。
□まとめ
今回は、リフォームや新築の際に選べるドア、特に吊り戸と開き戸に焦点を当てて解説しました。 吊り戸は開閉スペースが不要で、下側にレールがないため段差がなく、通気性も良いというメリットがあります。 一方で、開き戸は多様なタイプがあり、場所や用途に応じて選べる柔軟性があります。 どちらにも一長一短がありますが、それぞれの特性を理解し、自分のニーズに合った選択をすることが重要です。 この記事が、皆さんのリフォームや新築計画に役立つ一助となれば幸いです。