壁紙は材質によって機能が異なる!代表的な壁紙の種類と材質ごとの特徴をご紹介!
2022.07.29
皆さんは壁紙と聞いて、どのような種類を思い浮かべますか。 ビニールクロスや紙クロスは多くの方がご存じかと思いますが、実は壁紙には6つの種類が存在します。 そこで今回は壁紙の種類についてご紹介します。 また、材質ごとのメリットとデメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
□壁紙にはどのような種類がある?
ここからは、壁紙の種類についてご紹介します。 1つ目は、壁紙の中でも最も採用されているビニールクロスです。 これはポリ塩化ビニールを原料としており、加工がしやすい特徴があります。 デザインや柄、色が豊富に用意されているため、人気が高いです。 2つ目は、布クロスです。 布クロスはレーヨンやフェルトを原料としており、それを紙で裏打ちしてできています。 3つ目は、オレフェン壁紙です。 オレフェン壁紙の原料にはポリプロピレンやポリエチレンが使用されており、汚れにくい特徴があります。 4つ目は、珪藻土壁紙です。 珪藻土が原料として使用されているため、消臭効果が期待できます。 値段はそれなりにしますが、機能性を重視される方には適しているでしょう。 5つ目は、紙クロスです。 紙クロスはヨーロッパで多く採用されており、輸入品が多い特徴があります。 ビニールクロスよりは値段が高いですが、環境にも優しいと言われています。 6つ目は、木質系壁紙です。 自然素材を使用している木質系壁紙は高価ですが、木特有の温かみを感じられるでしょう。
□材質ごとのメリットとデメリットをご紹介!
ここからは、材質ごとのメリットとデメリットについて、さらに詳しく見ていきましょう。 最初に、ビニールクロスについてです。 ビニールクロスには、安価で高い耐久性を誇るメリットがあります。 その一方で、健康面に影響を及ぼす場合もあるので注意しましょう。 次に、布クロスについてです。 布クロスは、重厚な見た目や調湿性が高いなどのメリットがある反面、拭き掃除ができなかったり、少々値段が高かったりするデメリットがあります。 次にオレフェン壁紙についてです。 オレフェン壁紙は、廃棄の際に有害物質が発生しないため、環境面で優れています。 ただし、施工技術が必要なため、対応できる業者が多くありません。 次に珪藻土壁紙についてです。 珪藻土壁紙には、調湿効果と消臭効果が期待できます。 デメリットとしては、拭き掃除できないことが挙げられます。 次に紙クロスについてです。 紙クロスは、通気性が高いことやデザインが豊富であることがメリットとして挙げられます。 ただし、水や油には弱いため注意しましょう。 最後に、木質系壁紙についてです。 木質系壁紙は天然木を使用しているため、落ち着いた印象を与えられます。 しかし、値段が高い傾向があるため、採用している人は多くありません。
□まとめ
今回は壁紙の種類についてご紹介しました。 また、材質ごとのメリットやデメリットについてもご紹介しました。 ご自身がどのような住まいを実現したいのかをイメージして、お好みの壁紙を選びましょう。 壁紙のリフォームをご検討中の方は、ぜひ当社までご相談ください。