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結露問題を解決するリフォーム方法とその効果について解説!

2024.04.17

自宅の快適さと健康を重視する方々にとって、結露は日常生活において避けたい不快な問題です。 窓や壁に現れる水滴は、見た目の問題だけでなく、健康上のリスクも孕んでいます。 この記事では、結露を解決するリフォーム方法とその効果、費用に関して、具体的な情報を提供します。 結露問題を抱える多くの方にとって、実践的な対策として役立つ内容を解説していきます。

□結露対策になるリフォームはどんなもの?

結露対策として効果的なリフォームには、窓の二重化やサッシの交換などがあります。
特に内窓の設置は、室内の温かい空気が外の冷たい窓と接触するのを防ぐため、非常に有効です。
また、アルミサッシから樹脂製サッシへの交換は、結露減少に大きく寄与します。
1:内窓の設置
内窓は、既存の窓に追加することで、断熱効果を高め、結露を防ぎます。
その設置には、掃き出し窓で約12万円~17万円の費用がかかり、工期は約2時間です。
このリフォームは、既存の窓の額縁を利用して行われるため、室内の空間を有効活用でき、インテリアの影響も少ないのが特徴です。
また、気密性の向上にも寄与し、冷暖房効果の向上も期待できます。
2:アルミサッシから樹脂製サッシへの交換
アルミサッシは熱伝導率が高く、結露の原因になりがちです。
樹脂製サッシへの交換により、結露のリスクを減少させられます。
この工事は、掃き出し窓で10万円~28万円の費用がかかります。
アルミと樹脂の複合サッシの選択も可能で、これにより樹脂の断熱効果とアルミの強度を兼ね備えたサッシが得られます。
工事には窓のみの交換だけでなく、場合によっては窓枠交換も含まれ、それに応じて工期と費用が変動します。
3:壁・天井の断熱リフォーム
結露対策には壁や天井の断熱も効果的です。
充填断熱や外張り断熱などの方法があり、それぞれの工法によって費用や工期が異なります。

□リフォームすれば結露が必ず防げるわけではない

内窓のリフォームを行っても、結露が完全に防げないケースがあります。
その原因には、元の窓の断熱性能の低さや、内窓の不適切な取り付け、住居者の生活習慣などが挙げられます。
1:元々の窓の断熱性能が低い場合
外窓の断熱性が低いと、内窓を設置しても十分な効果が得られない場合があります。
特に寒冷地では注意が必要です。
2:内窓の取り付け方が不適切な場合
内窓のサイズや取り付け方法に誤りがあると、結露防止の効果が低下します。
正確な計測と適切な取り付けが重要です。
3:生活習慣が結露を招く場合
例えば、室内で水分を多く発散させる行為は、結露を引き起こしやすくします。
生活習慣の見直しも結露対策には重要です。

□まとめ

結露対策として、内窓の設置やアルミサッシから樹脂製サッシへの交換、壁や天井の断熱リフォームなどが有効です。
しかし、これらのリフォームを行っても、元の窓の断熱性能が低い、取り付けが不適切、または生活習慣が原因で結露が解消されない場合があります。
結露対策は、単にリフォームを行うだけでなく、住宅の特性や生活習慣に合わせて適切に行うことが重要です。