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ウッドデッキの補修は自分でできる?補修が必要なサインと長持ちさせるコツとは

2024.06.25

ウッドデッキの補修について調べている方の中には、今後できるかぎりウッドデッキを綺麗に保ちたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では、ウッドデッキが破損する前に知っておくと良い、補修が必要な状態の見極め方と、長持ちするウッドデッキを作るポイントについて、ご紹介します。

□ウッドデッキの補修が必要な状態とは

ウッドデッキを傷んでいる状態のまま放置すると、思わぬ事故に繋がることもあります。
そのため、定期的にウッドデッキの状態を確認し、必要があれば早めに対処することが大切です。
ここでは、補修が必要なウッドデッキの状態を、いくつかご説明します。
1:デッキ板にヒビが入っている場合
デッキ板にヒビが入っている場合は、表面だけでなく裏側まで届いているかを確認しましょう。
裏側まで届いている場合は、雨水が浸透し腐食菌が発生する可能性が高いため、早急に補修が必要です。
表面だけのヒビでも、放置すると徐々に広がり、最終的には裏側まで達してしまうこともあります。
2:デッキ材を踏み込んだ時に沈み込む場合
デッキ材を踏み込んだ時に沈み込む場合は、水分が浸透して木材が柔らかくなっている可能性や、ビスで留めている部分や木材の結合部分が傷んでいる可能性が考えられます。
この場合は、デッキ材の交換や補修が必要になる場合があります。
3:デッキ材が腐っている場合
デッキ材が腐っている場合は、木に触れた際にスカスカの状態になっていたり、押すとへこんだりすることがあります。
腐食が進行すると、強度が低下し、危険な状態になるため、早急に交換が必要です。

□長持ちするウッドデッキを作るためのポイント

ここでは、ウッドデッキを長持ちさせるためのポイントを解説します。
1:ウッドデッキの種類にあわせて手入れをする
ウッドデッキに使われる木材には、ハードウッド・ソフトウッド・人工木材(樹脂木)の3種類があります。
耐久性が高く、雨やシロアリに強いのが特徴のハードウッドは、防虫・防腐処理は不要ですが、定期的な洗浄と研磨が必要です。
比較的安価で入手しやすいソフトウッドは、コストは低いものの、傷みやすく、防虫・防腐処理が必要です。
木粉とプラスチックを混ぜて作られた素材の人工木材(樹脂木)は、天然木材と比べて耐久性が高く、腐りにくいのが特徴です。
2:定期的に塗装メンテナンスを行う
ウッドデッキを長持ちさせるためには、定期的な塗装メンテナンスが不可欠です。
特にソフトウッドは傷みやすいので、1~2年に1回は塗装メンテナンスを行うことをおすすめします。
塗装には、浸透タイプと造膜タイプの2種類があります。
ひび割れがある場合は浸透タイプ、塗装の剥がれや色の変化が見られる場合には造膜タイプといったように、ウッドデッキの状態に合わせて塗料を選びましょう。

□まとめ

ウッドデッキに補修が必要なサインには、デッキ板にヒビが入っている・デッキ材を踏み込んだ時に沈み込む・デッキ材が腐っているの3つがあります。
定期的にメンテナンスを行い、ウッドデッキの状態をよく把握し、適切な方法で補修することで、安全且つ長く快適にウッドデッキを楽しめます。
この記事が、お客様のウッドデッキの補修の参考になれば幸いです。