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トイレ便器の種類と選び方の基礎知識:失敗しないトイレリフォームの秘訣

2024.08.22

トイレリフォームを検討しているけど、便器の種類が多くて選べない、失敗したくないと感じている人も多いのではないでしょうか。
快適で使いやすいトイレ空間を実現するためには、便器の種類や選び方の基礎知識を理解することが大切です。
この記事では、トイレリフォームで失敗しないための、便器の種類と選び方のポイントについて解説していきます。

□トイレ便器の種類

トイレ便器には、大きく分けて4つの種類があります。
1: 組み合わせ便器
組み合わせ便器は、タンクと便器が独立しているタイプです。
最も普及しているタイプで、価格も比較的安価です。
(メリット)
・便器と便座を自由に組み合わせることができるので、好みのトイレにカスタマイズできる
・便座が壊れても、便器ごと交換する必要がない
・ウォッシュレット機能付きの便座を選べるので、防汚性や清掃性を高めることができる
(デメリット)
・タンクと便器の間に隙間ができてしまい、掃除が少し面倒
・一体型トイレと比べて、デザイン性に劣る
2: 一体型トイレ
一体型トイレは、便器、タンク、便座が一体となっているタイプです。
組み合わせ便器と比べて、凹凸が少なく、掃除がしやすいという特徴があります。
(メリット)
・デザインがスタイリッシュで、トイレ空間がスッキリと見える
・掃除が簡単
・組み合わせ便器よりも、省スペースで設置できる
(デメリット)
・組み合わせ便器よりも価格が高い
・便座が壊れた場合、便器ごと交換する必要がある
3: タンクレストイレ タンクレストイレは、水をためるタンクのないタイプのトイレです。
シンプルなデザインで、掃除がしやすいという特徴があります。
(メリット)
・タンクがないので、トイレ空間が広く見える
・スタイリッシュなデザインで、トイレ空間をおしゃれに演出できる
・省スペースで設置できる
(デメリット)
・タンクがないため、節水機能が低い
・価格が高い
4: システムトイレ
システムトイレは、便器、手洗い器、収納、タオル掛け、鏡など、トイレ空間全体をコーディネートできるタイプのトイレです。
(メリット)
・トイレ空間全体を統一感のあるデザインにできる
・機能性もデザイン性も高い
・最新の機能を搭載したトイレを選べる
(デメリット)
・価格が高い
・設置スペースが広い必要がある


□失敗しないトイレ選びのポイント

トイレリフォームで失敗しないためには、便器のサイズやデザイン、機能性などを考慮することが重要です。
1: サイズ
・トイレ空間の広さを確認し、便器のサイズが適切かを確認する
・便器の奥行きや幅、高さなどを考慮する
・特に、狭いトイレ空間の場合は、コンパクトなサイズの便器を選ぶ
2: デザイン
・トイレ空間全体のインテリアに合わせたデザインを選ぶ
・家族の意見を聞きながら、みんなが使いやすいデザインを選ぶ
・ショールームなどで実物を見て、イメージを膨らませる
3: 機能性
・ウォッシュレット機能、節水機能、自動洗浄機能など、必要な機能を選ぶ
・家族のニーズに合わせて、機能を選ぶ
・高齢者や体の不自由な人がいる場合は、手すりや便座の高さなどを考慮する
4: 予算
・予算を決めてから、便器を選ぶ
・便器の種類や機能によって、価格は大きく異なる
・予算に合わせて、妥協できる部分と妥協できない部分を明確にする

□まとめ

トイレリフォームは、住まいの中でも重要な部分の改修です。
失敗しないためには、事前にしっかりと計画を立て、自分のニーズに合った便器を選ぶようにしましょう。
この記事が、トイレリフォームを検討されている方の参考になれば幸いです。