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リフォームにおける床材とは?種類別の費用や施工方法・選び方のポイントを解説

2024.10.10

床リフォームは、住まいの雰囲気を一新する大きな決断です。 しかし、種類豊富な床材や施工方法、費用など、わからないことが多く、どこから手をつければいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、床リフォームを検討されている方のために、種類別の費用や施工方法、選び方のポイントをわかりやすく解説していきます。 床リフォームを成功させるためのヒントが満載ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

□リフォーム床材|種類別の施工方法を解説

床リフォームの施工方法には、大きく分けて「張り替え」と「重ね張り」の2種類があります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較することで、リフォームの計画を立てる際に役立つ情報を提供します。
1:張り替え
張り替えとは、既存の床材をすべて撤去し、新しい床材を張り直す方法です。
メリットとしては、古い床材の下地の状態をしっかりと確認できるため、シロアリ被害や腐食などの問題があれば同時に対応できる点が挙げられます。
また、床材を新しく張り替えるため、段差が生まれずバリアフリーにも適しています。
一方、デメリットとしては、工期が長く、費用が高額になる傾向がある点が挙げられます。
2:重ね張り
重ね張りとは、既存の床材の上に新しい床材を重ねて張る方法です。
メリットとしては、張り替えと比べて工期が短く、費用を抑えられる点が挙げられます。
既存の床材を撤去する必要がないため、廃棄物も少なく、環境にも優しい方法です。
デメリットとしては、床材を重ねるため段差が発生しやすく、ドアの開閉などがスムーズに行えない場合がある点が挙げられます。


□リフォーム床材|種類別の費用相場をチェック

床材の種類によって、リフォーム費用は大きく変わります。
フローリング、クッションフロア、フロアタイル、カーペットなど、それぞれの床材の特徴や費用相場を解説することで、予算に合わせた最適な床材選びをサポートします。
1:フローリング
フローリングは、木質系の材料を使用した床材です。
高級感があり、温かみのある空間を演出できることから、人気が高い床材です。
フローリングには、無垢フローリングと複合フローリングの2種類があります。
・無垢フローリング
無垢フローリングは、天然の木材をそのまま使用した床材です。
木の自然な風合いを楽しむことができ、経年変化によって味わい深くなっていくのが特徴です。
価格は高価ですが、高級感があり、耐久性も高いことから、長く愛用したい方におすすめです。
・複合フローリング
複合フローリングは、無垢材の表面にシートを貼り合わせた床材です。
無垢フローリングに比べて価格は安く、傷や汚れにも強いことから、扱いやすい床材と言えます。
無垢フローリングのような経年変化は楽しめませんが、さまざまなデザインや色合いが揃っているため、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
2:クッションフロア
クッションフロアは、塩化ビニール素材で作られた床材です。
耐水性があり、デザインも豊富なので、さまざまな場所に使用できます。
クッション性があり、足音や衝撃を吸収してくれるので、小さなお子様やペットがいる家庭にもおすすめです。
また、比較的安価で、施工も簡単なので、DIYリフォームにも適しています。
3:フロアタイル
フロアタイルは、塩化ビニール素材で作られた床材で、タイル状にカットされています。
クッションフロアに比べて、デザインのバリエーションが豊富で、よりリアルな木目調や石目調の表現が可能です。
クッションフロアよりも硬い素材なので、傷つきにくく、耐久性も高い点が特徴です。
ただし、クッションフロアよりも施工が難しいので、専門会社に依頼することをおすすめします。
4:カーペット
カーペットは、繊維素材で作られた床材です。
保温性が高く、足触りが良いので、暖かさを求める方におすすめです。
また、防音効果も期待できます。
デザインも豊富で、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
ただし、汚れやすく、掃除が大変なのがデメリットです。

□まとめ

この記事では、床リフォームの種類別の費用や施工方法、床材の特徴について解説しました。
床リフォームは、住まいの雰囲気を大きく変えることができる反面、費用や施工方法、床材選びなど、多くの検討事項があります。
この記事を参考に、ご自身のニーズや予算に合った最適な床リフォームを実現してください。