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高齢者も安心!お風呂のバリアフリーリフォームで快適な暮らしを実現

2024.11.27

高齢の親御さんの介護を検討されている、もしくは今後必要になるかもしれないと不安を抱えているあなた。
「親が安心して安全に暮らせるように、浴室をバリアフリーにリフォームしたいけど、どこから手をつければいいか、費用がどれくらいかかるのかわからない…」 そんな悩みをお持ちではないでしょうか。
この記事では、浴室のバリアフリーリフォームの必要性、リフォーム内容別の費用相場、補助金制度、注意点などを具体的に解説することで、読者が安心してリフォーム計画を進められるようにサポートします。

浴室をバリアフリーにすることの重要性

浴室は、転倒のリスクが高く、高齢者にとって危険な場所です。
1: 転倒のリスク
濡れた床を歩くときや、イスから立ち上がるとき、浴槽をまたぐときなどはバランスを崩しやすく、転倒に注意が必要です。
高齢者の転倒は骨折につながりやすく、骨折した部分によってはその後車イスや寝たきりの生活になってしまう可能性もあります。
また、頭部外傷により入院したり、湯舟で溺れたりする危険性もあります。
2: 介護側の負担
浴室がバリアフリーになれば、介護する側の身体的な負担も減ります。
湯舟につかる際や立ち上がる際に介助するときは、中腰になったり身体を支えたりと肉体的に負荷がかかります。
長期的に負担がかかると、介護する側がケガをしてしまうこともあるでしょう。
しかし、滑りにくい床やまたぎやすい浴槽への変更、手すりの設置などを施工することで、介護する側の姿勢や動きが楽になります。
介護される側、する側両方の安全のためにも、浴室のバリアフリー化を実施しましょう。


失敗しない!浴室バリアフリーリフォームのポイント

浴室のバリアフリーリフォームは、ただ安全性を高めるだけでなく、快適な生活空間を実現するためにも重要です。
1: 手すりの設置
手すりは、立ったり座ったり、移動したりするときに身体を支えてくれます。
浴室への出入り、洗い場での移動、浴槽への出入り、浴槽での立ち座り、洗い場(イス)での立ち座りなど、様々な場面で役立ちます。
設置する高さは、利用者の身長や動作などにより異なるので、業者に相談して適切な位置に設置してもらいましょう。
2: 段差の解消
浴室の出入り口や浴槽の段差は、転倒のリスクを高めます。
段差解消には、スロープを設置したり、床をフラットにしたりする方法があります。
3: 滑りにくい床材への変更
浴室の床は、濡れると滑りやすくなります。
滑りにくい床材に交換することで、転倒のリスクを軽減できます。
4: 浴室暖房機の導入
浴室暖房機は、浴室を暖かくすることで、ヒートショックを予防します。
ヒートショックは、温度差によって血圧が急上昇し、心臓や脳に負担をかけることで、心筋梗塞や脳卒中などのリスクを高めるものです。
5: 出入りのしやすい浴槽への変更
浴槽の縁が高く、またぎにくい場合は、浴槽を低いものに変更したり、手すりを取り付けたりすることで、出入りを楽にすることができます。
6: 介護用浴槽の導入
介護が必要な場合は、介護用浴槽の導入を検討しましょう。
介護用浴槽は、身体の不自由な方が安全に安心して入浴できるよう、様々な工夫が凝らされています。

まとめ

浴室のバリアフリーリフォームは、高齢者の安全を守るだけでなく、介護する側の負担を軽減し、快適な生活空間を実現する上で非常に重要です。
手すりの設置、段差の解消、滑りにくい床材への変更など、様々なリフォーム内容がありますが、それぞれのメリット・注意点などを理解した上で、自分にとって最適なリフォーム内容を選びましょう。
専門業者に相談することで、安全で快適な浴室を実現できるはずです。