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バリアフリーキッチンとは?使いやすいキッチンにするには高さが重要です!

2022.10.03

同じ家でも長く住んでいると、住み心地が変わってきますよね。
例えば、使い慣れているキッチンに「ここが不便」と感じることはありませんか。
そう感じたらリフォームを検討するタイミングかもしれません。
この記事では、バリアフリーキッチンについて紹介するため、リフォームを検討する方はぜひ参考にしてみてください。

□バリアフリーキッチンとは?

バリアフリーキッチンとは、どのようなものでしょうか。
言葉からも少しイメージできる通り、座ったままあらゆる動作ができるキッチンのことを指します。
キッチンで料理をするときは、移動したりしゃがみこんだりする必要がありますよね。
足が不自由であると、一般的なキッチンは使いにくいかもしれません。
そのような方には、バリアフリーキッチンを導入することをおすすめします。
車椅子を利用している方も、十分使いやすいキッチンになるでしょう。

□使いやすいキッチンにするには高さが重要です!

車椅子を利用している方も使いやすいキッチンにするには、いくつかのコツがあります。
ここでは、そのコツを4つご紹介します。
1つ目は、あらゆるスイッチの高さを変えることです。
車椅子に座っている分、高いところは届きにくいですよね。
スイッチを押すために、車椅子から何度も立ち上がるのには危険が伴います。
そのため、換気扇・戸棚・浴室の給湯器パネルなどのスイッチは、座ったままでも届く高さにまとめて設置しておくと良いでしょう。
2つ目は、キッチンカウンターの高さを変えることです。
座って作業する方は70~80cmの高さが、立って作業する方は80~95cmの高さが必要です。
キッチンカウンターの高さを変えられるようにすると、座っている(立っている)方も、身長の低い(高い)方も使いやすくなるでしょう。
また、ミニキッチンを別に設けて、それぞれが使いやすい高さのキッチンを使うのも良いでしょう。
3つ目は、キッチンカウンターの下をすっきりさせることです。
車椅子に座っていると、キッチンを使う際に膝が当たって、作業しにくいですよね。
そのため、収納スペースや排水パイプの配置を工夫して、膝が入る空間を作りましょう。
4つ目は、シンクの深さを変えることです。
排水口に手が届くように、浅めのシンクにしておきましょう。
コツの3つ目にもつながりますが、浅めにすることでシンクの裏側に膝が当たらずに済むでしょう。
また、車椅子に座っていると蛇口に手が届きにくいため、センサー式水栓を手前に付けるのもおすすめです。

□まとめ

今回は、バリアフリーキッチンについてご紹介しました。
車椅子を利用する方が使いやすいキッチンにするためのコツは、高さです。
高さに工夫を凝らし、車椅子に座っている方もそうでない方も、皆が使いやすいキッチンを目指しましょう。
キッチンのリフォームをご検討中の方は、ぜひ当社までお問合せください。