マンションリフォームで確認するポイントとできることをご紹介します
2023.05.17
近年では、都心部を中心にマンションの需要が高まっています。 マイホームとして、一戸建てではなくマンションの購入を選ばれる方も多いでしょう。 そこで今回は、マンションのリフォームをする前に確認するポイントと、リフォームでできることについてご紹介します。
□マンションのリフォームをする前に確認すること
マンションでは、戸建て住宅のように全ての場所をリフォームできるわけではありません。 はじめに、自分がリフォームしたいところがリフォーム可能かどうかを確認する必要があります。 分譲マンションは、基本的に専有部分と共用部分に分けられています。 個人でリフォームが可能なのは、この専有部分にあたる場所だけです。 専有部分の主な範囲は、コンクリートの躯体で囲まれた、住居スペースにあたる内側部分です。 反対に共用部分は、コンクリート躯体やエレベーター、バルコニー、廊下、エントランスなどが当てはまります。
□マンションリフォームでできることは?
まずは、壁紙や天井についてです。 壁紙や天井は、汚れや傷が生じやすいところです。 そのため、張り替えが必要になる場合があります。 また、下地の石膏ボードも専用部分にあたるため、もし破損があったとしても補修や張り替えができます。 次に、フローリングです。 床は常に負荷がかかっている場所であるため、経年劣化しやすいです。 状態によっては、安全のために張り替えが必要になることもあるでしょう。 管理規約でフローリングの遮音性能について規定があるケースが多いので、注意しましょう。 続いて、水回り設備です。 キッチンやトイレ、お風呂、洗面所は専有部分にあたるためリフォーム可能です。 しかし、移動がともなう水回りのリフォームを行う際は、配管工事が必要になります。 そのため、移動リフォームは共用部分の給排水管をいじらずに十分な勾配が取れる場合のみ可能です。 電気設備についてです。 電気の容量は、マンション全体で決められています。 そのため、エアコンや床暖房の設置、コンセントの追加をしたい場合は1度管理組合に問い合わせましょう。 最後に、間取り変更についてです。 マンション自体の構造によって、間取り変更の自由度が異なります。 壁式構造と呼ばれるものの場合、撤去できる壁とできない壁があるのであまり大きな変更はできません。 反対に、ラーメン構造と呼ばれるものであれば、思うように間取り変更ができます。
□まとめ
今回は、マンションリフォームをする前に確認することと、可能なリフォーム例をご紹介しました。 リフォームしても良い場所かどうかは、なかなか素人では判断が難しいです。 マンションの内装リフォームを検討の際は、ぜひ当社までご相談ください。