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トイレの手洗い場は後付けできる?

2023.08.06

近年、新築で建てられる住宅の多くでは、トイレに手洗い場が設けられています。
しかし、古い戸建て住宅やアパート、マンションでは取り付けられていないケースも存在し、後悔している方もいらっしゃいます。
今回は、トイレの手洗い場は後付けできるのか、またどのようなタイプの手洗い器が存在するのかという疑問にお答えしていきます。

□トイレの手洗い器のタイプとは?

*置き型タイプ
置き型タイプは、最もオーソドックスで幅広く使用されているタイプの手洗い器です。
洗面ボウルの下部分が収納スペースになっているケースが多く、掃除用具のようなできるだけ見せたくないものを収納できるため非常に便利です。
設置にはある程度のスペースが必要なため、広さのあるトイレに適したタイプであると言えます。
*ブラケットタイプ
ブラケットタイプは、壁付けや埋め込みタイプの手洗い器のことを指します。
少しのスペースで設置できる点が最も大きな魅力ですが、壁に埋め込む工事が必要なため、設置場所によっては取り付けられない可能性があることに注意が必要です。
特にマンションの場合は自由が効かないことが多いため、事前によく相談しておく必要があります。
*カウンタータイプ
カウンタータイプは、近年人気が高まっている手洗い器です。
壁にカウンターを取り付け、その上に好きな形状の洗面ボウルを置く形式で、自分好みの手洗い器に仕上げられることから、人気が高まっています。
デザインの自由度の高さから、トイレの個室以外にも、廊下や玄関付近に設けることでセカンド洗面として使用されることもあります。

□トイレの手洗い場は後付けできる?

「トイレに手洗い場を設けたかったのに、忘れてしまった」と後から後悔する必要はありません。
新築時にトイレに手洗い場を設けなかったとしても、リフォームで後付けすることができるからです。
その際に、上記3種類のタイプの中から、どの手洗い器を設置するかを事前に検討し、導入した後の動線についても考えておきましょう。
ブラケットタイプの場合、手洗い器を壁に設置することでトイレの幅を広く使用することができる反面、工事日数はどうしても長くなってしまいます。
一方で、カウンタータイプや置き型タイプの場合、工事期間は短いですが、トイレが狭くなることが考えられます。
これらのことを考慮しながら、取り付ける手洗い器のタイプを検討しましょう。

□まとめ

今回は、トイレの手洗い器のタイプとその特徴、およびトイレの手洗い場の後付けについてご紹介しました。
お伝えしたように、手洗い場には様々なタイプがあり、トイレのスペースや居心地の良さも左右されます。
ご自宅のトイレの状況に適したタイプの手洗い場を設けましょう。